交通事故にあった際、怪我や自覚症状の有無にかかわらず、医療機関にて適切な治療を受けることが大切です。

よくいらっしゃるのが、「どこの病院に行けばいいかわからない」「病院の違いがわからない」という方です。怪我は適切な治療やリハビリを受けることで、後遺症を残さずに完治させることができます。

治療を受けるうえで、病院選びはとても大切になってきます。そこで病院選びのポイントをご紹介したいと思います。

①自力で通うことができるかどうか

怪我を完治させるためには、定期的に通院することが重要です。大体3日に1回ほどのペースでの通院が必要となってきます。その際に、体が事故以前の状態とは異なることを頭に入れておかなければなりません。体が動かしにくかったり、その他に自律神経症状が出ていたりすると、普段なら歩いて通うことができる距離でも負担に感じてしまいます。自宅や職場から無理なく通える距離にあるか、途中に階段の上り降りが少ないか、病院の雰囲気は自分に合っているかなど通やすさが大事です。

②自分のニーズに合った治療をしてくれるか

こちらに関しては通ってみないとわからないことでもありますが、自分の希望に合わせた治療方針を立てて、治療に当たってくれているかもとても大切です。痛みを根本からしっかりと取り除いて、不自由のない生活を送りたいと言う希望を持っている方に対して、いつまでも痛み止めの処方のみという対応は希望に沿っているとは言い難いです。また、いつまでも症状がよくならない場合は、治療が合っていないということも考えられます。

交通事故後に治療を行う整骨院は、転院したり、他の医療機関・整骨院との併院したりすることが可能です。

通院を開始してから、「通ってみたら思っているより距離があった」「通ってもなかなか症状が改善されない」と後からの気づきもたくさんあるかと思います。

基本的には、大掛かりな手続きをすることなく、転院することが可能です。

自分に合った治療を行うことで、ストレスなく完治まで短いスパンで完治させることができます。

通っている医療機関・整骨院からの転院は、基本的に保険会社の担当の方にその旨を報告すれば可能です。通っている医療機関によっては、自己判断での転院・併院を禁止しているところもあります。

理由は様々ですが、中には、その医院でしかできない手術や機器を用いた治療を行っていることが理由である場合もあります。

その際は、治療期間を確認し治療が終了した後可能です。けれども、治療する医療機関や、整骨院を決めるのは患者様の権利です。

自分に合った場所・治療をしてくれる整骨院を探しましょう。